キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
文句なしに面白かった。
原作は主人公の自伝だが、
事実は小説より奇なりとはまさにこれ。
以下ネタバレあり
主人公の詐欺師とそれを追うFBI捜査官の話し。
よくもまあこれだけ大胆に人を騙せるなと感心する。
60~70年代の話しだが、時代を考えても
驚異的としか言いようがない。
ただ主人公の背景を考えると
単に事業で失敗した?結果バラバラになった
家族を取り戻したかっただけなんだろうなって。
ある人物が主人公に対して言った
キッズという言葉は彼の本質を表していると思う。
普通の物語なら逮捕されて終わりだが、
そこから詐欺の知識を見込まれて
捜査の協力者になり、さらに彼の知識が
現在の詐欺防止に役立ってるのだから
知識は使い方で正義にも悪にもなると
思わずにいられない。
ちなみに主人公は現在も存命で、
彼を追った捜査官とは
捜査官が亡くなるまで友人同士だったらしい。
どこまでも物語のような話だ。
↓主人公のwiki